MDR-1000X 買いました
10/29 発売予定の MDR-1000X を買いました。 @chezou さんにレポートよろしくお願いしますと言われたので書いてみます。
購入のきっかけ
電車通勤が増えた
新卒で入った会社では毎朝スーツで通勤電車に乗っていたものの、転職後、ここ5年くらいずっと自転車通勤をしていた。 自転車ではイヤホンの類はご法度だし、荷物も減らしたかったから職場ではずっとイヤホンを使ってた。割と低音強めのaudio-technica CKS-77 を愛用してたんだけど、最近、電車通勤する機会が増えたので、ノイズキャンセリングのついたものが欲しくなった。
荷物が増えた
今の会社はどこでも働いていいことになっているので、Macや周辺機器をリュックに詰めて自宅や複数のオフィスを移動している。 通勤電車に乗るときに、リュックを前に抱えるとき、イヤホンが絡まって辛いので、ワイヤレスにしようと心に決めた。
Bose の Quiet Comfort 35 を視聴した
昔からずっと欲しかったので、このタイミングでQCに手を出すぞ!!!と試聴したら、少し聞いただけで耳が少し痛くなってしまった。 少しノイズキャンセリングが強かったのかもしれない。慣れかもしれないんだけど、別の製品も聞いてみたくなった。 隣に置いてあったSONYのヘッドホンMDR-10RNCがつけ心地良く、これにしようかとホームページ開いて悩んでいたら、新発売の MDR-1000Xがプロモーションされてて、カッコイイし、せっかく買うなら新製品をということで、銀座のSONYストアに視聴しにいって、気に入ったので予約。そして発売日前にゲットとなりました。
初日の感想
ノイズキャンセリングは文句なし。以前使っていたのは7~8年前にSONYから出てた、単4電池で動くNCのイヤホンだったので、それと比べたら失礼だけど、それはもう天と地の差がある。 音楽を聞いていると、地下鉄のホームで電車が来ていることを振動で知るくらいのレベルになってる。隣の人の話し声もほぼ聞こえない。若干危険を感じるくらいだ。それでも耳に感じる圧迫感はほどほど。
音質はバランスがいいと思う。直近は XBA-10 使っていたけど、違和感なく、全体的に凄くなった感じ。 低音もちゃんと出るし、高音もシャリシャリしないし。今日はロック中心に聞いてました。 あと、どこかでハイレゾ音源で聞いてみたい。週末、蔦屋家電に行って試してみようか。
つけ心地は良いけど、もうほんの少しだけ圧迫が少ないと嬉しい。とはいえ、初めてのヘッドホンなので、使っていくうちにこなれてくることを期待してる。
ボタンの位置は慣れが必要。電源ボタンと、NCボタンと、周囲の音をある程度取り込むモード(話し声とかの音域のキャンセリングが甘くなるモード)を切り替えるボタンがあるが、それぞれ異なる出っ張りが付いてるので、慣れれば押し間違えることは少ないだろう。初日はかなりたどたどしい。あと、電源を入れるために電源ボタンを長押しするんだけど、想像の2倍くらいの長さ押さないと起動しない。Bluetoothのペアリングも想像の2〜3倍押さないと起動しない。もうちょっと短くても良かったのではと思う。
なによりステキなのは、右耳にあるタッチコントロール。右耳を覆うようにすると、音楽の音量がぐっと絞られ、周囲の音を拾ってくれる。これめちゃ楽しい。 聞き耳を立てるために耳を覆うっていうのは昔そんな政治家がいたようなと思わなくないが、直感的なUI。電車のアナウンスを聞きたいときが凄くいい。コンビニのレジでも使ったけど「スイカで」って言った自分の声が増幅されてめっちゃよく聞こえてビックりしたし、片手塞がるので外したほうがよいかもしれない。 他の操作は、左右スライドで曲送り、上下スライドで音量、ダブルタップで再生・停止というシンプルさ。
安くない買い物だったけど、現状とても満足してる。飛行機用のプラグも付いているので、飛行機に乗る機会があれば試してみたい。 他の高級ヘッドホンとの比較は自分にはできないけど、気になる人はお店で試聴して、右耳覆ってみて下さい。
川崎Ruby会議 01で発表してきた
川崎Ruby会議 01 で発表してきました。
普段、こういう発表含めて、個人としてアウトプットすることには消極的です。特定の技術に深く潜れていないし、自分で何か作っているわけでもないので、ドヤれるネタがない聞き手に有用な情報を提供できないというところが一番の理由です*1。
それが、川崎市に引っ越したのを機に、元同僚の @chezou さんが主催する kawasaki.rb に参加しはじめ、ちょっとしたネタでLTする機会が生まれて、羞恥心が少し薄れてきました。そんなときに、川崎Ruby会議01の話が出たので、思い切ってエントリーしてみました。
エントリー当初はバリバリ検証して、有用な発表をと意気込んでいたのですが、まとまりがなくなってしまい、とりあえず使ってみたレベルになってしまったのは今回の反省点です*2。
一方で、自分が普段やっていることを発表するのは、自分の立ち位置や、技術に対するスタンスを確認できるいい取り組みだなと感じたので、もう少し臆さずアウトプットしきたい*3。
参加いただいた皆様、そして今回のイベントを企画してくれた @chezou さんと運営メンバーに感謝します。ありがとうございました。
数学ガール読んだ
PRML読書会なる恐ろしい会が開かれようとしているので、ウォーミングアップとして以前から気になっていた数学ガールを読んでみた。
あまりに面白かったので、2作目であるところのフェルマーの最終定理まで二夜で一気読みしてしまった。
大学受験のときから、大学数学は難解で自分の理解を超えているなと思っていた。高校数学までは暗記でどうにかなるが、「大学への数学」を読んでいると自分の届かぬ世界の存在を痛感したものである。
数学ガールは数式を追う楽しさと女性への憧れがオーバーラップして完全にハリウッドの危険な経験をともにして愛情が芽生える系のそれと同じ効果が表れているわけだが、高校時代にこんな思い出のひとつやふたつ、あればよかったのにと思わざるを得ない。
数学ガールは1冊目でテイラー展開まで持って行ってくれる。僕もここらへんまでは大学1年のときにかろうじてついて行けた内容で、楽しく読むことができた。2冊目も難しそうなところを飛ばし飛ばし、数学の蜜の部分だけを味あわせていただいた感じでとても楽しく読めました。
どちらかというと行列操作が苦手だったので、ヤコビ行列とかあの辺はもう名前しか覚えていないくらい記憶から抹消されている。
数学ガールを読んだ学びは、小さく足場を固めながら進んでいく数学のスタイルを再認識したことだ。最近の仕事では、ユーザーの心理や行動を推測(というか憶測というか決めうち)しながら開発することがたまにあり、キチンと仮説を検証しながら、一歩一歩踏みしめるように進んでいくスタイルがとても歓迎できたのだった。
自分というフィルタを通して見える世界にすがるのではなく、数式というごまかしのきかない、誰から見ても明らかな表現手法で世界を表現し、間違いのないものを積み上げていく。人間相手ではそこまでキレイに行かないものだろうというのは分かっているが、再現性のあるものづくりをするうえでは参考にすべき姿勢であろうと思う。
今は「いかにして問題をとくか」と「Lean Customer Development」を交互に読みつつ、WoTのTigerⅡさんとキャッキャウフフする毎日である。
日記
仕事あがりにボルダリングに行く(そらよん)
今日は混んでたが、楽しくできた。
夜割引も導入され、ちょっとお安くなったので、もう少し頻度を増やして売上げに貢献したいところ。
夜のSoy7は空いていて、思ったより安くていろいろなものが美味しくいただけた。
ダイエットの話になり、Withingsの便利さ、パレオダイエットや、フリーウェイトトレーニングの話で盛り上がった。